お寺に入ってもうすぐ8ヶ月になるわっしーです。
そして、賞状技法を学び始めてもうすぐ3年5ヶ月です。
3月も終わろうというこのタイミングで、昨年の反省を書くのはだいぶ遅すぎますが、
今年の目標を書くためにも、昨年の目標とその結果どうだったのかを綴っておこうと思います。
2024年の振り返りと反省
今年の目標を書く前に、昨年の目標とその結果を簡単に見ていきたいと思います。
昨年は8月にお寺に入り、転居し、
実用書道師範の養成講座に通ったりと、
年の途中から状況が大きく変化しました。
今年は今年の環境に合わせた目標を立てていくためにも、昨年の振り返りをしっかり行いたいと思います。
1、協会の競書に出品し、技術向上を図りたい
昨年の目標、まずは、競書と技術向上についてです。
競書について
年に3回出品の機会がある競書ですが、1回目と2回目は出品できたものの、3回目は出品を見送る結果となりました。
と言いますのも、できる限り毎回競書に出品し、
そのためには自分で納得のいくものを求めて練習を積むことが大事だと考えていたので、
十分な時間を確保できなかった3回目は、出品を見送ることになりました。
とは言え、1回目と2回目は取り組むことができ、無事出品することができましたので、良しとします!
ちなみに、時間を確保できなかった主な理由は、
為書きの注文が増えたためです。
3回目の競書出品期限は昨年の10月末頃でしたが、
ちょうど衆議院議員選挙があり、寝る間も惜しんで対応しておりました。
なので、3回目は取り組めなかったことはやむを得ないと思っています。
技術向上について
技術向上のために、昨年は実用書道師範養成講座の受講を開始しました。
実際に技術向上の実感があるかどうかは、なんとも言えません。
というのも、お寺で書くお札は
使う筆の大きさも違えば紙質も書くスピードも全然違います。
賞状を書く要領で筆を運んでも、お札に相応しい字にはなりません。
そこで私は、賞状を書くときの要領を一旦忘れて少しでも早くお札の書き方に慣れるため、
入寺してから2ヶ月ほどは自宅で賞状の練習をしていませんでした。
なので、師範コースのレッスンでは、
お札を書くときの癖が出てしまったり、
基本の点画が書けなくなったりと、とても歯痒い思いをしていました。
ですが、お寺でのお札書きにいかに慣れるかを追求してやっていくうちに、
だんだんと感覚をつかんできました。
その段階を経てからは、細字の楷書も今までのような感覚を少しずつ取り戻し、現在に至ります。
今後は、場面に合わせた色んな字が書けるようになれたら良いなと思います。
為書きについて
それから技術向上という点では、確実に実感できているものが一つあります。
それは、為書きです。
お寺では、お札だけでなく、
- 木札
- 賞状
- その他の紙
- 封筒
に書いたりと、色々な一発書きの場面があります。
それを繰り返しているうちに、書くときの度胸のようなものがついたのだと思います。
為書きの「必勝」だけでなく、候補者の名前や贈者の名前を書くとき、
それまでよりも思い切り書けるようになったことで、字が良くなりました。
これは思いがけない大きな収穫です。
2、筆耕のメニューを充実させたい
続いて、筆耕のメニューを増やすということについて。
お寺に転職をし、それに伴って転居もするということで、昨年は環境に慣れることが一番大事だと思いました。
大きく状況が変化したので、こちらの目標については、早くも断念した次第であります。
その代わり、ご注文をいただいた為書きについては、
お寺のお仕事が終わってからきちんとこなせるようにするというのが目標となっておりました。
3、書写検定に挑戦したい
最後は、書写検定についてです。
書写検定も年に3回受験の機会があります。
6月に準2級を受験して合格し、11月の試験は受験を見送りました。
理由は、競書と同じく時間を確保できなかったためです。
ひとまず、中学生ぶりに受験できたということで良しとします!
今後も書写検定には挑戦したいのですが、
年間スケジュールをよく確認した上で、
受験できそうな回は受験できるようにして取り組めたらいいなと思います。
2024年「お寺ではどうだったのか」
では、お寺での仕事についてはどうだったのかを振り返りたいと思います。
お札について
お寺に入った当初、
- 一体どんなものを書くのか
- 書くこと以外にどんな仕事があるのか
- どんな字を目指してお札を書けば良いのか
ということを考えていました。
特に「お札の字の正解」についてはずいぶん悩みました。
それは、正解があってないようなものだったからです。
そんな迷いの中でも、大事なお札を任せていただける機会も多くいただき、
お陰様でたくさん勉強の機会を得ることができました。
少しずつ自信をつけながら、見えてきた目指す字の方向性に向かって進んでいきたいと思います。
賞状について
お寺に入って、翌月には賞状を書かせていただく機会をいただきました。
実は、賞状を書く方は凄腕の方1人しかいなかったので、まさか入ったばかりの新人である私が書くことになろうとは、思ってもみませんでした。
初めは、
- 「私が書いて良いのだろうか・・」
- 「他の先輩方はどう思うだろうか・・」
などと考えると、身が縮む思いがしました。
名入れなどの部分筆耕から始まり、賞状の版下、全文を書く機会をたくさんいただきました。
少しずつ自信がついていくことで、今では余計な考えはなくなり、お陰様で賞状を書くことに集中して取り組むことができています。
その他の浄書物
お札や賞状の他にも、特別な紙に書いたり、木札に書いたり、封筒に宛名を書いたり、短冊にお寺名を書いたりと、色々な機会がありました。
また、書く量がとても多いので、取り組み方次第ではレベルアップを図れるとても良い機会にできると思いました。
漠然と100回こなすのか、
1つだけでも自分で決めたポイントを押さえて書いていくのか、
その違いは大きな差を生むと思います。
色んな方にご意見をいただきながら、日々研鑽を積んでいきたいと思います。
貴重な経験をたくさんさせていただいた2024年
お寺のお仕事について、詳細はご紹介できませんが、
入ったばかりの右も左もわからない状態から2024年の12月まで、とにかく走ってきました。
年齢的なこともあり、仕事を覚えるスピードはのんびりしていられないので、
書くこと以外の仕事についても、書くこと以上に真剣に取り組んでおります。
とは言え、
書く部署で働いているので、筆で書く仕事量の多さに驚くとともに、
私の元々の目標であった「書くことで収入を得ること」を達成できていることに充実感を得ることができています。
2024年はとても充実した1年でした!
2024年が明けた当初はまったく予想しなかった今の生活。
立てた目標の通りにはいきませんでしたが、
不安がかなり大きい中、勇気を持って決断することで
違った道を開くことができて本当に良かったと思っています。
人生何が起こるか本当にわかりませんね。
ただ、お寺と家での仕事の両立については、今後の大きな課題になっています。
体を壊しては元も子もないので、スケジュール管理と体調管理をしっかり行いたいと思います。
一つ一つのご縁を大事にして、今後も頑張ります。