いよいよ賞状技法士準1級の養成講座の受講を開始したわっしーです。
書道を離れてから19年、久しぶりに筆を持ち賞状技法士3級の通信講座を1年間受講し、2級からは通学で半年間受講していました。
【賞状技法士養成講座の受講歴】
賞状技法士3級(実践コース) 通信 1年間
賞状技法士2級(応用コース) 通学 半年間
そしていよいよ準1級(研究コース)の養成講座の受講が始まりました。
通信講座の受講を始めた頃は、準1級の講座など遠い先の話のように思っていましたが、あっという間の1年半。
「ここまで来れた!」という嬉しさと、
「ちゃんと上達できているのか?」
という不安が入り混じっていて、なんとも言えない気持ちです。
ですが準1級研究コースは、色々なことを広く深く学べる内容となっています。
これまで賞状は、A3サイズの縦書きと横書きの賞状のみを練習してきましたが、今回は
A4、B4サイズ、枠あり、枠なし、各種賞状について学ぶほか、卒業証書、目録、家族書、親族書、遺言状等についても学びます。
実際のお仕事に活かせるときが来るように、楽しんで新しいことを身につけていきたいと思います。
この記事では、初回授業の
- 古典(楷書)の練習の添削結果
- 修了証書の添削結果
について紹介します。
賞状技法士準1級(研究コース) 授業1回目の内容
1回目の授業の内容は、
- 古典について
- A4枠あり縦書きの修了証書の書き方について
学びました。
1、古典について
まずは、文字の成り立ちから古典について学び、3種類の楷書の臨書を行いました。
【臨書した古典の楷書】
- 九成宮醴泉銘
- 蘇孝慈墓誌銘
- 美人董氏墓誌銘
2、A4枠あり縦書きの修了証書について
続いて、初めてA4サイズの賞状について学びました。今回は枠ありの修了証書です。
A4の賞状はA3賞状と比べて面積は半分となります。
細かな決まりごとは色々とありますが、レイアウトの寸法はA3の70%となります。
そして修了証書に敬称はつけません。
賞状技法士準1級 授業1回目の添削結果
それでは、今回の宿題の添削結果を紹介します。
古典(楷書)の練習 添削結果
左半分は前田先生の臨書、右半分は古典の原本となっているお手本を見ながら練習をしました。
「古典の臨書って、難しいけど本当に楽しい!」と思えました。
お手本を見てそっくりに真似るということに、いつもよりも集中して取り組めました。
▼古典(九成宮醴泉銘)の練習 添削結果
▼古典(蘇孝慈墓誌銘)の練習 添削結果
▼古典(美人董氏墓誌銘)の練習 添削結果
修了証書(A4枠あり縦書き)の添削結果
続いて、修了証書です。
▼修了証書(A4枠あり縦書き)の添削結果
初めての賞状技法士準1級(研究コース)授業の感想
初めての賞状技法士準1級の授業では、今まで書いたことのなかったA4サイズの賞状の書き方について学んだり、古典についても触れ、これからあと5回の授業で色々なことを学んでいけるのだと思うとワクワクしてくる回となりました。
そして、賞状技法について学べるのもラスト半年となり、自分の筆力をもっと向上させなくてはと改めて身が引き締まる思いがしました。
いつまでも、「まだここが苦手」「これがいつも上手く書けない」などと言っていられないなぁ・・と。
少しでも苦手を克服できるように、日々の練習を積み上げていきたいと思います。