賞状技法士準1級の養成講座を受講している実用書道初心者のわっしーです。
準1級(研究コース)の通学4回目の授業では、2つの修了課題について学びました。
【研究コースの修了課題】
- A4枠あり横書きの表彰状
- B4枠あり縦書きの表彰状
- 古典の臨書3点(こちらは今回の授業では書いていません)
応用コースと同じく、活字で書かれた原稿をもとに、一から賞状を作成していくことになります。
研究コースの修了課題提出は1ヶ月後になります。
今回は、授業で添削していただいた修了課題を紹介します。
賞状技法士準1級(研究コース)修了課題の添削結果
研究コースの修了課題は、
- 文案作成と賞状の書き方(A4枠あり横書き)
- 文例による賞状の書き方(B4枠あり縦書き)
と古典の臨書3点です。
ひとつ目は、「文案作成」となっていて、原稿には賞状に必要な情報の記載はありますが、賞状に記載する内容が一言一句並べられているわけではありません。
賞状の文案を作成することも含めてお仕事の依頼がある場合を想定した修了課題となっています。
ふたつ目は、応用コースの修了課題と同じく、原稿をもとに一から賞状を作成していきます。
それでは、授業時に添削していただいたものを紹介します。
A4枠あり横書き 表彰状
ひとつ目は、A4枠あり横書きの表彰状です。
▼修了課題1
A4の横書きということで、とにかく文字の大きさが小さく、細かい字を横に詰めながら書くのが本当に難しかったです。
字の大きさが少し小さくなるだけでこんなに書きにくくなるものかと、実力不足を再確認しました。
苦手意識が湧いてきてしまいましたが、書いて書いて、慣れていかないといけませんね・・・
講師の方からは、贈者の「〜連盟」の「盟」の位置が、下の名前の「之」の横画よりも右に出ないようにとご指導いただきました。
これ以上詰めて書くなんてできるのかしら・・・
B4枠あり縦書き 表彰状
続いて、B4枠あり縦書きの表彰状です。
▼修了課題2
こちらも、A3の90%の大きさではありますが、やはり贈者の肩書きの文字が小さく画数も多いのでとても難しかったです。
全体的に中心線が通っていないような、バラバラとした印象があります。
漢字の字間や大きさに統一感がないのが原因でしょうか・・
主文のひらがなが多い行が貧相にならないようにも気をつけて書いてみました。
前田書法ができていない字も多々あり、A4枠ありと同じく課題を多く残す結果となりました。
研究コース授業4回目の感想
研究コース授業4回目では、修了課題について学びました。
賞状技法士養成講座は3級〜準1級まで2年間で学びますが、その集大成となる修了課題は、やっぱり難しいなと思いました。
▼賞状技法士準1級養成講座|授業5回目の添削結果「表彰状・賞状」を紹介
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