実用書道初心者のわっしーです。
賞状技法士3級は1年間通信で学び、2級(応用コース)からは通学で学んでいます。
今回は2回目の授業の課題の添削結果を紹介します。
通学2回目の授業内容は
- 感謝状(初めての横書き)
- 祝辞
となります。
賞状技法士2級応用コース 2回目 感謝状の添削結果
今回は初めてのA3枠有りの横書きとなり、表題は感謝状です。
横書き賞状は、通学だと3級(実践コース)でも習うみたいなのですが、3級を通信で学んでいた私は、A3横書きの賞状は今回が初となります。
ですので、2回目の授業では先生が一からA3枠有り横書き賞状の書き方について教えてくださいました。
そして、1ヶ月練習して賞状本用紙に清書をして、次の授業のときに添削をしていただきました。
▼感謝状の添削結果
あまり自分の中で完成度が上がらないまま清書する期限が来てしまい、納得できないものとなってしまいました。
初めての横書きは難しかったです。
縦書きのときは、主文の縦の線と字の縦の中心を意識しながら書いていましたが、今度は横書きなので字の横の中心を意識しなければいけません。それが本当に難しかったです。
先生からは、表題の「感謝状」や令和の「令」、贈者名の字形についてご指摘いただきました。
もちろんその他にも良くない字形がたくさんあります。
まだ思うように書けないので、練習が足りていないなぁと思うともどかしくて「もっと練習しなきゃ!」と思います。
ですが、お褒めいただくこともあり、先生からは線質についてお褒めの言葉をいただき、大変嬉しく思いました。
賞状技法士2級応用コース 2回目 祝辞の添削結果
続いて、賞状技法士2級(応用コース)2回目の授業で習ったのは、祝辞です。
初めに書き方や決まりごと、実際のお仕事で役立つ工夫の仕方なども教えていただきました。
そして祝辞の練習用紙に1ヶ月練習をして、いただいた祝辞のセットに清書をしました。
▼祝辞の添削結果
初めての祝辞でしたが、
いつもと紙質が違い、書き味も全然違っていて、墨がすぐに水分が取られてかすれやすい感じでした。
でも個人的にはこの紙と筆の摩擦の感覚が新鮮で好きになりました。書いていて楽しかったです。
そして添削についてですが、先生からご指摘いただいたのは、最後の大臣名の下に書いた自分の氏名の大きさについてでした。
本名を隠しているのでお見せできませんが、そこの氏名はもう少し大きめに書いても良いとのことでした。
【感想】通学2回目も刺激がいっぱいだった
今回の授業では、先生から前回よりも字を褒めていただいて、お仕事についてのお話などもたくさんしていただいて、刺激がいっぱいの授業となりました。
自分一人の中で完結してしまっては、なかなか客観的になれません。
授業以外でも、恥ずかしがらずに機会があれば「人に見ていただく」ということを積極的にして、色んな刺激を受けることも成長には欠かせないのかもしれないと感じました。
その意味では、次回の「前田展」には私も作品を出品して、挑戦せねばと改めて思ったのでした。
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▼ 賞状技法士2級(応用コース)の授業1回目の添削結果の記事はこちら
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