賞状技法士3級の通信講座|第2課の添削結果が返ってきた

この記事では、賞状技法士3級の通信講座の第2課の添削結果が戻ってきた時の体験記を紹介します。

今回は、下記のようなことを先生に詳しく解説していただきました。
第2課の添削で出てきた【先生の詳しい解説】
  • いろいろな「偏」の字形の整え方
  • 「ふるとり」の書き方
  • 「ひとやね」の書き方
  • 「うかんむり」などのはねの書き方
  • 表題の「賞状」の書き方
わっしー
初心者の方はよろしければ先生の詳しい解説の部分を参考にしてみてくださ
実用書道完全初心者の練習開始から3ヶ月後の添削結果はどうだったのか。
前回の課題提出からの1ヶ月でどのくらい字が変化したのかも見ていきたいと思います。

賞状技法士3級通信講座 第2課【細字の部】の添削結果

まずは、【細字の部】から見ていきます。

第2課の【細字の部】の課題は、「字形の整え方」の中から「指定の漢字134字」です。

添削結果を紹介します。

▼細字の部(1枚目)

▼細字の部(2枚目)

 

  • 添削箇所
  • 失敗したこと

をひとつひとつ紹介します。

【またもや失敗】書く順番を間違えている

この失敗は、第1課でもしています。実は前回(第1課)の時に、書く順番のことをよく理解していませんでした。

私の書く順番は真逆になっているのです…

本当は、

  • テキストの始めの行(一番右)が一番右の行にくるように書き
  • テキストの最後の行(一番左)が一番左の行にくるように

書かなければいけなかったのですが、私はテキストの始めの行を左から順番に書いていました。

先生が赤ペンで「この順でお書きください」と教えてくださいました。

 

【添削箇所1】縦画と接する横画の左右の比率

縦画と接する横画の左右の比率については、前回(第1課)も指摘されていました。

自分なりにお手本をよく見て気をつけていたつもりでしたが、気づいていない部分がたくさんあります。

▼「星」の最後の画、「算」の十二画目、「王」の最後の画が、右の方が長くなっている

【学んだこと】

縦画と接する横画の左側を「同じ長さまたは右側より長く」書く

 

わっしー
もっともっとお手本を分析して前田書風の特徴をとらえることが大事だと思いました

 

【添削箇所2】「買」「典」の「ハ」の書き方

▼「買」「典」の「ハ」の部分の書き方

【学んだこと】

  • 「買」の「ハ」は、左払いは上の横画につけ、右の点は七画目につける
  • 「典」の「ハ」は、左払いは上の横画につけ、右の点は上の横画から離す

 

【添削箇所3】いろいろな「偏」の字形の整え方

「さんずい」だけでなく、いろいろな「偏」の書き方について先生が教えてくれました。

▼「清」の「さんずい」の書き方がおかしい

先生の解説「偏」の書き方

【学んだこと】

上記の「偏」は、補助線の三角形のような形をとる

 

わっしー
いろいろな「偏」がありますが、こういうイメージを持つととてもわかりやすいですね!

先生の解説「ふるとり」の書き方

先生の解説「ふるとり」の書き方

今回の課題の中の「顧」の字に「隹」が含まれていました。

また「柏」の「白」、

「鳴」の「鳥」、

「顧」「願」の「頁」もありました。

【学んだこと】

  • 「ふるとり」の四画目は一画目の払いの途中から出る
  • 空間を広く取ることにより字が大きくゆったりと見える
  • 「白」「鳥」「頁」なども同じ

 

【添削箇所4】「会」の「ひとやね」の書き方

▼「会」「合」の「ひとやね」の書き方がおかしい

この「ひとやね」私にはとても難しいのですが、先生がわかりやすく解説してくださいました。

【先生の解説】「ひとやね」の書き方

  1. 筆を横に入れる
  2. 筆を突くようにしてから払う(筆先に圧を加えてから払う)

 

わっしー
先生、わかりやすい解説をありがとうございます!

【添削箇所5】「広」の「ム」の書き方

▼「広」の「ム」の書き方がおかしい

この「ム」とっても難しい…。なかなか上手くいきません。

【学んだこと】

「ム」の一画目は筆圧を抜き気味にして、折り返すところで筆圧を加えて払い、二画目の点を書く

※テキスト参照

賞状技法士3級通信講座 第2課【賞状の部】の添削結果

続いて、【賞状の部】を見ていきます。

第2課の【賞状の部】の課題は、「主文4行・受者1行・贈者2行」でした。

▼実用書道完全初心者の第2課の賞状の添削結果

【添削箇所1】「賞」の「冠」の書き方

▼「賞」の冠のはねがおかしい

この「はね」の部分、どうも上手くいかないなぁと思っていましたが、先生がわかりやすく解説してくださいました。

【先生の解説】

「わかんむり」「うかんむり」などの「はね」の書き方

  1. 肩を突くように押し上げて斜め横に張る
  2. 強く払わないで筆先をまとめてくるように

 

わっしー
先生の解説の筆先の軌道の線がわかりやすいです!

【添削箇所2】表題「賞状」の書き方

賞状の表題の「賞状」の書き方について先生が詳しく解説してくださいました。

先生の解説 表題「賞状」の書き方

【先生の解説】表題「賞状」の書き方

  • 表題はタテ・ヨコ同寸にする
  • タテ長の字(賞)は、タテ枠よりも出して
  • ヨコ長の字(状)は、ヨコ枠より出して書く

 

わっしー
タテヨコ同寸の線を入れてこのように表題を書くと、字形を整えやすくなるのですね!とても勉強になります!

【添削箇所3】「金」の「ひとやね」の書き方

【細字の部】同様、「ひとやね」の添削が入りました。

▼「金」と「会」の「ひとやね」の書き方がおかしい

【学んだこと】「金」の「ひとやね」の書き方

  • 「金」の「ひとやね」の払いは、四画目の横画より下にくるように払う
  • 「会」の「ひとやね」の払いは、四画目の横画より下にくるように払う

 

わっしー
かんむりと下の部分との関係もしっかり分析していく必要があるのですね。勉強になります!

【添削箇所4】「内」の書き方

▼「内」の書き方がおかしい

【学んだこと】「内」の書き方

  • 枠いっぱいに書くとバランスが悪いので、控えめに書く
  • 「日」「田」なども同じ

 

わっしー
イカツイ「内」だなぁと思ってはいましたが、そういうことだったのですね!

【添削箇所5】「初」の「偏」の書き方

▼「初」の書き方がおかしい

「初」の二画目の払いが長すぎていますし、三画目の縦画の位置もずれていますね。

三角形の底辺のラインがそろっておらずバランスが悪いですね。

その他の偏の書き方は、今回の【細字の部】でも先生が解説してくださいました。

【学んだこと】「初」の偏の書き方

補助線の三角形のような形をとる

 

【添削箇所6】「日」の書き方

▼「日」の書き方がおかしい

「日」という字も難しくて、お手本のように書きたいのですがとても太くなってしまいました。

それにしても太すぎですね!笑

他にも添削が必要な箇所はたっくさんありますが、大目に見て下さったのでしょうね…

 

レイアウトのズレ

▼レイアウトが微妙にズレている

先生のコメントでは、「レイアウトほぼよろしいです」と書いて下さってはいますが、しっかりズレていますね。

こういったミスもなくしていきたいです。

 

1ヶ月間の上達具合はどうだったのか?

賞状技法士3級の通信講座の第1課の課題を提出してから1ヶ月後に第2課の課題提出がありましたが、どのくらい上達したのでしょうか?

あまり自信がありませんが見ていきましょう。

▼第1課の課題提出
▼第2課の課題提出時

こうしてみるとあまり差はないようですね。笑

わっしー
個人的には、1ヶ月前よりもかすかに筆の扱いに慣れてきたような実感がありました

まとめ

今回は、賞状技法士3級の通信講座の第2課の添削結果が戻ってきた時の体験記を紹介しました。

 

わっしー

お手本をよく見る」という基本がいかに重要で難しいかを実感しました。先生から解説いただいた箇所がたくさんありとても勉強になりました!

 

次回は第3課の添削結果を紹介したいと思います。

あわせて読みたい

この記事では、賞状技法士3級の通信講座の第3課の添削結果が戻ってきた時の体験記を紹介します。 今回は、下記を先生に教えていただきました。 第3課の添削での【先生の詳しい解説】 「ひらがな」の書き方のポイント […]

最新情報をチェックしよう!